代表佐々が想いを綴りました -ASEAN HOUSEを建てて丸2年。ようやく気づいた『僕が本当に成し遂げたかったこと』-

代表佐々が、ASEAN HOUSEに対する想いを綴りました。
代表の創業に対する率直な想い、ぜひご覧ください。

ASEAN HOUSEを建てて丸2年。ようやく気づいた『僕が本当に成し遂げたかったこと』

——以下抜粋——
私はいつもこう言ってきました。
「外国人が失踪しないようにするために彼らに居場所を創ってあげたい」
でも、僕の本心はそうじゃなかったのかもしれない、と今、思っています。
僕は元来、一人っ子で父親がいなかったりと家庭では寂しい思いをしてきました。そして転勤族が故に故郷がありません。
もちろん僕を支えてくれる母親や親戚・祖父母の存在はあるものの、どこか心の片隅にはいつも寂しさを抱えていました。
そんな時に大学時代初めて訪れた東南アジアで「僕の帰る場所はここだ!」と覚醒したのを覚えています。今まで感じたことがないくらいの「他人との心で繋がった感覚」「妙な家族感」を覚えました。東南アジアの方々の、職業や地位や年齢や能力など関係なしに1人の人間として接してくれるその温かさに私は救われ、「起業家」として仕事にも集中して進んでいけるようになりました。
——中略——
家に帰ると大量の食材が買い込まれていました。
「こんなにカンボジアの子たち沢山食べるのかな?」と思って、ちかくのすき家に食べに行こうとした矢先、「佐々さん、待ってください。いっしょに食べましょう」。
その日から食卓をみんなで囲むのは毎日のこと。3食全てみんなで一緒にご飯を食べました。
食材代を払おうとするのに、絶対受け取ってくれません。食器を洗おうとするのに絶対シンク前を退いてくれません。
そんなんだから申し訳なくなって自分でも日本料理を作って振る舞ってあげるし、フィリピン人はフィリピン自慢の魚料理をつくったり大量のKFCを買ってきてくれたり、本当に恩返しに恩返しの良い循環が生まれてきました。
——中略——
上記のような最高な体験が僕にはできました。デジタル社会とは思えないくらいのエモい同じ時間を共有し、出会いに感動し、別れを惜しむことができました。おかげさまで東南アジアが大好きだし、東南アジアの人々が大好きです。あの人たちのために頑張ろうとやる気もMAXなうです。
そう、この想いを多くの人々に伝えたいんです!!!
シンプルに最高だから!!!正直、健全な遊びも、危ない遊びも、国内旅行も、海外旅行も、僕は色々経験してきていると思います。
でもそれに勝る!!!どんな可愛い女の子との合コンより、ナイトクラブで飲みまくるより多分震える。
人との出会いって本当にかけがえのないものだし、心震えるものだし、人生を変えるものだし、それが国境を超えていると尚更です。国ごとに政治体制も文化も時代も違えば、人々の感性や感動ポイントなど全然違います。出会う人の数だけストーリーがあるので、全く飽きない。
——続く——-

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